「破って復活(Torn & Restored)」はカードマジックの中でも観客の記憶に残りやすいジャンルだが、実際に本番へ持ち出すマジシャンは意外と少ない。 角度に弱く、条件が揃わないと演じられない作品が多いからである。 Rehabの評価が海外で安定して高いのは、まさにそこを潰しにいった設計だからだ。
どんなことが起きるのか
観客がカードを選び、表にサインする。演者は裏にサインする。 そのカードを4つに破り、目の前で1片ずつ、視覚的に復元していく。 最後に、復元されたカードは観客がそのまま持ち帰れる。
公式の売りは「ほぼ360度どの角度からでも演じられる」「セットアップがシンプル」「ストローリングやテーブルホッピングに最適」。 本編に加えて、予言・トンネル系など5つのボーナスルーティンが収録されている。
海外での評判
The Magic Cafeのスレッドでは一貫して好意的で、「お気に入りのT&Rの一つ。簡単でビジュアル」「復元の公明正大さに驚いた」という声に加えて、「今もフォーマルなショーで使っている」という実践報告が拾えるのが特徴である。 数あるT&Rの中で「覚える気になった数少ない一つ」という言い方をする人もいた。 難易度は「簡単」という評が大勢(類似作よりわずかに手数が要るという声もある)。 続編のRehab Reduxが後年リリースされていることも、使われ続けた傍証と言える。
向いている人
- テーブルを回る形式(ストローリング・パーティー・飲食店)で、囲まれても演じられる目玉が欲しい人
- サインカードをお土産として渡せる演目を探している人
- T&Rに憧れはあるが、角度条件の厳しい作品で挫折した人
仕様と入手
- 形式: ダウンロード動画(本編+ボーナス5作品)
- 言語: 英語(映像で手元を追える構成)
- 演者: Cameron Francis(Big Blind Media)— 英国の大手映像レーベルの主力クリエイター
海外の評判は出典リンク先の公開情報を当店で要約したものです。技法の内容や手順には触れていません。